2022/08/09(筆)
皆さんこんにちは!今回は、前回紹介したトレーニングベルトの選び方についてお話します。
https://tsu-training.com/wp-admin/post.php?post=14&action=edit#
「トレーニングベルトってなんですか……?」
そんな貴方は是非こちらをご覧下さい!
ベルトには大きく分けて3種類ありますが私はそれぞれ使用したことがあり、有名なメーカーのものはほとんど使用した経験があります。
結論から話しますと、体作りやダイエットを目的とする初中級者には、ゴールドジムのレザーベルト。
これから競技をやるかもしれない。本気で筋トレに取り組みたい貴方は、SBDのパワーベルトを是非。
これから細かい理由と、3種類それぞれについて説明します。
1.3種類のトレーニングベルト
ベルトには大きく分けて
・マジックテープベルト
・レザーベルト
・レバーアクションベルト
この3種類があります。
マジックテープベルト
まずはマジックテープベルトについてです。
これはその名の通り、留め具が無くマジックテープで固定するタイプのベルトとなっています。通常のベルトを想像している方は、あの金具部分がマジックテープになってると思ってもらえれば大丈夫です。
まずメリットです。
・値段が安価
・購入がしやすい
・装着が楽
次にデメリットです。
・外れてしまうリスクがある
・マジックテープの為劣化しやすい
・体幹への安定感があまり無い
上記になります。安価で、買い替えしやすく取っ付きやすい。初心者にもオススメ!!……と思いきゃ、あまりオススメ出来るとは言えません。
これはトレーニングの種目にもよりますが、ガッツリ重いものを持ちたい方は、選ばない方が良いかもしれません。
トレーニングは、とにかく怪我を避けることが第一です。お腹の圧を高めて、腹筋を固めているところで急にベルトが外れてしまうと、バランスを崩したり腰への急なダメージが入ってしまう恐れがあります。
あまり重量を持つ予定がない方や、本当に初心者で今後買い換えることを視野に入れられる方なら購入もありでしょう。
レザーベルト
次にレザーベルトについてです。
レザーベルトは、所謂金具付きのベルトです。最もポピュラーで且つ種類も多いものになります。
早速メリットデメリットに移りましょう。
メリット
・基本スポーツジムではどこでも扱っており、購入がしやすい
・種類が豊富で、自分の好みに合わせたものを選びやすい
・使用方法が分かりやすく、しっかり腰の保護が出来る
デメリット
・値段、品質がピンキリになりやすく、選ぶのが難しい
・ものによってはベルト穴が壊れやすい
・着脱の際に金具が穴に入るまで引っ張らないといけない為、初心者では理想の圧で着けるのが難しい
レザーベルトは最もポピュラーで、種類が多いからこそ選ぶのが難しいです。かなりペラペラなものから、次に紹介する最高級のベルトに匹敵するようなベルトまで様々あります。
代わりに購入がしやすく、好みにあったものも見つけやすいですし、外れる心配もほとんどないので、競技目的などではない場合、こちらを選ぶのがオススメとなります。
大きなデメリットとしては、着脱が慣れるまでは難しいといったものがあります。金具式の構造上、強く締める為にはお腹を凹ませてベルトを思いっきり引っ張る必要があります。かといってお腹を凹ませずに付けると、緩くなって保護の役割が果たせません。
私もそうですが、初心者の方はギリギリまで締め付けてしまう傾向にありますが、理想の位置は空気を吸い込んで腹筋を固めた際に程よい締め付けがある……そのくらいです。
慣れれば問題にはなりませんが、最初の頃は少し難しいかもしれません。
自信で選んで買う際、値段の目安としては5000円から7.8000円程度のものを買えば間違いないでしょう。
レバーアクションベルト
最後に紹介するのはレバーアクションベルトになります。
こちらのベルトは一般的なスポーツジムではなかなか見かけないかもしれません。名前のとおり、金具がレバーアクションとなっていて、ベルト穴にフックを引っ掛けてレバーを閉じることで固定するベルトです。
メリット
・圧倒的な安心感
・一回買えばまず壊れることはない為、十年単位で使用可能
・レバーアクションの為、理想的な位置に着脱可能で着脱自体も簡単
デメリット
・値段が非常に高い
・非常に重く、厚みのある革質であることが多いため持ち運びでかさばる
・人によっては肋骨が痛くなる
こちらは最もメリットデメリットが分かりやすいかもしれません。
まずとにかく値段が高いです。基本は25000円程度が相場と言ってもいいでしょう。更に、場合によっては納期がかかる場合もあります。(筆者は3か月待ちました)
そして、非常に重く持ち運びは不便です。
ただし、上記のデメリットを全て考慮しても腰へ最高の保護性能と、出力アップが見込めます。人によってはベルトを変えるだけで、持つ重量が10kg伸びる人もいるようです。
更に、着脱がとにかく簡単です。初めて使う人でも理想的な位置に付けることが出来るでしょう。
そして、本当に頑丈で壊れません。特にベルト穴は重量級の選手でもまず壊れないくらいに頑丈で、通常の使用をする方から一生使えるかもしれません。
また、競技によっては必須だったりしますので、今後本気でやりたい方はおすすめかも知れません。
2.オススメベルトについて
さて、ではおすすめベルトについて紹介します。
まず、初中級者には是非知ってもらいたい、ゴールドジムのレザーベルトです。
こちらはレザーベルトの相場より少し高い8~9000円しますが、レザーベルトの良いところとレバーアクションベルトの頑丈性、安定感を合わせたようなベルトになります。
ベルトの革自体に厚みがあり、ベルト穴が壊れる心配が少なく使えば使うほど柔らかくなるため、体にフィットもしやすいです。しかし、厚みと重厚感のお陰で保護の役割としても十分でコストパフォーマンスを取るなら個人的に最もオススメのベルトとなります。
ただし、どうしても値段は高めな為今後続くか分からないと思った方や、そこまで重いものをガンガン持つ気がない方は安価なベルトで様子見するのが良いかと思います。
とにかく安心感があり、怪我をしたくないからこれを選べ!!と言いたくなる程圧倒的安心感があります。
ただし、こちらも値段が高い為最初の一本目は安価なものを選んでも良いかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
今回はトレーニングに必須級、ベルトについてご紹介しました。悩んでいる皆様の参考に少しでもなれば幸いです。
次に、重いものを持つことに特化したいと思っていたり、競技を視野に入れてる方へはSBDのパワーリフティングベルトをオススメします。
値段は28000円とかなり高価ですが、1度買えばまず壊れませんので、二度と買い替えなくても良い可能性があります。更に、基本パワーリフティングの競技では公認されていますので、こちらで練習を行い試合もそのまま出ることができます。
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